前原 加奈(ソプラノ)
Kana Maehara
プロフィール
東京音楽大学声楽専攻オペラコース卒業後、1999年イタリア・ミラノに留学。ミラノ音楽院、プライベートレッスンにて研鑽を積む。2001年キオッジャ市主催の声楽アカデミーのオーディションに合格、L・セッラに師事。
アカデミー修了後、シチリア州パレルモに住居を移し、イタリア国立V・ベッリーニ音楽院入学。2004年満点首席で卒業試験に合格、5年間課程の声楽科を3年で修了、同時に優秀な生徒に贈られる奨学金を授与される。
在伊中、P・マッカートニー作曲“リバープールオラトリオ”のソプラノ・ソロ、音楽院附属少年少女合唱団のソリスト、モーツァルト作曲“レクイエム”のソプラノ・ソロなどを務め、また、シチリア州主要都市(パレルモ、カルタニッセッタ、ヴィットーリア、モンレアーレ、テルミニイメレーゼ等)を始め、ミラノ、キオッジャ、ボローニャ、ガッララーテ、ブリオスコ、ロッケッタ・リーグレ等で数々のソロコンサートやジョイントコンサートに出演。
2004年アメリカ・ミネソタ州ダルース市において、ヴェルディ作曲“椿姫”のヴィオレッタ役でアメリカデビューし、好評を得る。
2004年12月に帰国し、2005年6月、地元山梨県甲府市において帰国記念ジョイントコンサートを開催、地元メディアから好評を得る。同年12月全日本演奏家協会主催「名演奏家オーディション」に合格、クリスマスコンサートに出演し、優秀賞を授与される。
2006年“ランメルモールのルチア”(アリーザ)で日本オペラデビューしたのを皮切りに、“仮面舞踏会”(オスカル)、“魔弾の射手”(介添え娘)、“魔笛”(侍女Ⅰ・Ⅱ)、“テレフォン”(ルーシー)、“ヘンゼルとグレーテル”(グレーテル)等のオペラに出演。
2003年ヨーロッパ音楽コンクール声楽部門優勝、2005年パラッツォ・スピーノラ国際声楽コンクール2位、2007年太陽カンツォーネコンコルソ2位、ベルカント・ソプラノ・コンコルソ3位、2008年及川音楽事務所新人オーディション優秀賞受賞。
これまでにL・セッラ、R・ブルゾン、M・オリヴェーロ、E・スミス、E・マイオールカ、M・ミネット、D・ロンバルディーニ、F・チュッラ、野崎幹子、大川隆子、宮原茂子、渡辺淳子、腰塚賢二、寺川信男の各氏に師事。
藤原歌劇団準団員、I Solisti di operalaboratorio協会会員、東京室内歌劇場会員、全日本演奏家協会正会員、さいたまオペラ協会会員。
レパートリー
更新日 2010.08.11
since 2008.07