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ALBUM 2010/05/19 Release
吉岡 あき子(ソプラノ)
こころの子守歌~唱歌・童謡をうたう
期待の新進ソプラノ歌手、吉岡あき子が清涼感あふれる歌唱で童謡・唱歌の世界に新風を吹き込む魅力的な一枚
レコード芸術準推薦盤
吉岡あき子は今注目の新進ソプラノ歌手。
トークを織り交ぜた公演には定評があり、特に、デビューアルバムとして選んだ唱歌・童謡・日本歌曲は「こころが透明になる歌」「情景を映し出す歌」と観客を魅了している。
魅了的な容姿も合わせ、新鮮なイメージ、新たな才能が感じられる注目盤です。
◆ピアノ:御園生 瞳 -
価格:¥2,500(税込)
レーベル: Beltàレコード
CD:YZBL-1019
発売元:及川音楽事務所 tel 03-3981-6052
販売元:クラウン徳間ミュージック販売(株)
⇒吉岡 あき子(ソプラノ)Akiko Yoshioka
童謡・唱歌の復活を
音楽評論家 青澤唯夫
最近の若いお母さんは、童謡や唱歌をあまり歌わなくなった。小学校でも、歌われる童謡や唱歌の数は、少なくなってきている。
それには、日本の教育にも問題があると思われるが、大人も子供も童謡や唱歌を知らなくなってきているのは、とても残念な事実にちがいない。
昔から、親から子へと歌い継がれ、人びとの心身にしみわたった歌が、そのうちに世の中から消えてしまうのではないか。童謡や唱歌は私たちみんなの貴重な財産であり、それは人びとが心を通わせ、過去と現在と未来、人間の自由な営みである音楽と人びとを結ぶ、大切な手段でもある。
私たちが童謡や唱歌を忘れないためには、身近かにCDやDVDがあって、いつもみんなで聴いて楽しみ、大人も子供も口ずさむのがいちばんだ。どんな歌がいいか、日本の歌にはどんな発声がいいか、どんな歌い方がいいか、議論を始めればきりがない。それよりもまず聴いて、歌ってみることだろう。
かつて鮫島有美子さんの〈日本の歌〉シリーズを手がけ、空前のブームを巻き起こした及川和春氏がプロデュースした新進、吉岡あき子さんは日本の歌の新しい担い手として期待されている一人だ。彼女の清潔で、変な癖のない歌い方は、童謡や唱歌を歌う際のお手本の一つとなるだろう。(ライナーノーツより)
Track List
- 花の街
- 茶摘
- 夏の思い出
- 我は海の子
- 村祭り
- 十五夜お月さん
- 紅葉
- 里の秋
- かあさんの歌
- おかあさん
- あめふりくまのこ
- まっかな秋
- コスモスの花
- りんごのひとりごと
- みかんの花咲く丘
- たき火
- 雪
- 春の小川
- 朧月夜
- 冬景色
- おはなしゆびさん
- ねむの木の子守歌
- こもりうた
- ゆりかごの歌