ボルトキエヴィチの世界
YZBL-1036
岩本きよら(ピアノ)
新進ピアニスト・岩本きよらが挑む、忘れ去られた大作曲家・ボルトキエヴィチの世界。
一度聴けば耳を離れない憂愁のメロディー、ロマン派の集大成ともいえる多彩な技巧で、近年ついに再発見されはじめた注目の作曲家です。
情熱的な演奏と、世界初録音を含む意欲的なラインナップで、新たな名曲と出会える必聴の1枚。
若手新進ピアニスト・岩本きよらのデビューCDとなる今作。忘れ去られた大作曲家・ボルトキエヴィチの再発見に挑みます。情熱的にして繊細、ダイナミックな表現を持ち味とする彼女が、世界初録音を含む意欲的なラインナップで、クラシック・ピアノの世界に新たな風を吹き込みます。
帝政ロシア末期。相次ぐ革命や戦火で故国を追われ、不遇のうちに世を去った孤高の大作曲家、ボルトキエヴィチ(1877〜1952)。戦火とともに作品の多くは失われましたが、近年、故国ウクライナや日本などで発掘、再評価の動きが高まりつつある注目の作曲家です。彼の音楽は、遠くロシアの大地を思わせる民謡的旋律など、望郷の念を色濃くただよわせた詩情と哀愁にあふれ、今を生きる我々の心にも強く訴えかけてやみません。
劇的な構成、ロマン派音楽の集大成ともいえる多彩な技巧など、あらゆる音楽ファンにとって、新たな名曲と出会える、新鮮な魅力にあふれた必聴の1枚です。
価格:¥2,500(税込)
レーベル: Beltaレコード
CD:YZBL-1036
発売元:及川音楽事務所(Tel:03-3981-6052)
販売元:クラウン徳間ミュージック販売株式会社
岩本きよら(ピアノ)
兵庫県出身。4歳よりピアノを始める。兵庫県立西宮高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。
第2回ベガ学生ピアノコンクール第2位、第14回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選、第3回コンコルソMusicArte金賞ほか多数受賞。
2011年春、オーストリア・インスブルックStadtsaal大ホールにてティミショアラ歌劇場管弦楽団と共演。同年秋、オーストリア・ウィーンのベーゼンドルファーザールにてソロリサイタルを開催。
2012年夏、イタリア国際フェスティバル特別演奏会にて、ヴィチェンツァの世界遺産テアトロ・オリンピコをはじめイタリア各地で演奏し好評を博す。
現在は演奏活動にあたる傍ら自身の主催するピアノ教室にて後進の指導にも力を入れている。
これまでにピアノを轟木裕子、梅本俊和、伊藤恵、Ronan Magill、Karl Barthの各氏らに師事。現在は有森博氏に師事。
Official Blog: http://kiyora-piano.sblo.jp/
Track List
1.4つの小品 作品3-1 カプリッチョ
2.クリミアのスケッチ 作品8
1. ウチュ=コシュの岩山
2.海のカプリス
3. アルプカの遊歩道
a. 東洋的牧歌
b.嵐
3.10のエチュード 作品15
第8番 Lamentoso con gran espressione
第9番 Allegro di molto
第10番 Presto furioso
4.4分の3拍子で 作品48-2
5.ピアノ・ソナタ第2番 嬰ハ短調 作品60
第1楽章 Allegro ma non troppo
第2楽章 Allegretto
第3楽章 Andante misericordioso
第4楽章 Agitato
6.4つの小品 作品65-2 エチュード
岩本きよら(ピアノ)