ソプラノ|
since 2018/12/21
尚美高等音楽学園演奏研究声楽科首席卒業
4歳より音羽ゆりかご会入団(S39年~46年)故、川田正子・海沼実両氏に師事。川田姉妹との共演、レコーディング、テレビ、舞台等多数出演。声楽を澤滋氏に師事。
パーティー演奏、学校への演奏 デイサービス、老人施設等でのコンサート、音楽療法を15年前から行い好評を得ている。老人施設の方々が歌うコンサートを開催した事もある。
お客様のニーズに応えた演奏、講座を常に心掛けている。
日本の伝統文化である童謡唱歌からの歌を、歴史を追って歌い伝承し、解説・歌唱指導を付けて皆さんと一緒に歌い綴る「うたう会詩の音」代表
毎回満席で好評を得ている定期コンサート(VOCE×VOCE歌とピアノのデュオコンサートVol.10)日本声楽発声学会正会員 全日本演奏家協会オペラアリアコンクール奨励賞受賞
及川音楽事務所新人オーディション特別賞受賞 カルチャースクール講師 エフエム戸塚月間パーソナリティ、学校でのコンサート 企業へヴォイストレーナー
音羽ゆりかご会時の出演 2番の冒頭で正子先生の頭の左後ろに映っています。
https://www.youtube.com/watch?v=3wGxLnG_UAs
4・28(日)14:00スプリングサロンコンサートⅢ
出演:柴田美嘉、平瑠美(ソプラノ)坂本彩子&加藤陽美(ピアノ連弾)他
タカギクラヴィア松濤サロン¥2000
◆レパートリー
・日本歌曲 解説をつけて歌う事もできます。
この道 赤とんぼ 椰子の実 さくら横ちょう ひぐらし 紫陽花 浜千鳥 母 ふるさとの 中国地方の子守唄 浜辺の歌 むこうむこう 初恋 砂山 待ちぼうけ 落葉松
あわて床屋 ペチカ 荒城の月 かやの木山 ゆりかご 翼 うたうだけ 小さな空 島へ 〇と△の歌 明日ハ晴レカナ、曇リカナ 死んだ男の残したものは 他
・童謡唱歌 世界の愛唱歌 抒情歌 ミュージカル
解説・エピソードなどをつけて歌う事もできます。
みかんの花咲く丘 里の秋 夢のお馬車 夢のおそり 蛙の笛 お猿のかごや
やさしいおかあさま あのこはたあれ からすのあかちゃん ちんから峠
見てござる 森の小人 お山の杉の子 とんがり帽子 りんごのひとりごと
野菊 かなりや 汽車ポッポ 赤い靴 村祭り 青い目の人形 牧場の朝 紅葉
かわいい魚屋さん 叱られて 兎のダンス 海 ゆりかごの歌 花 早春賦
十五夜お月さん 子鹿のバンビ 宵待草 スキー 雪の降る町を スキーの歌
花かげ お山の杉の子 鞠と殿様 夢路より アニーローリー ローレライ オーソレミオ(私の太陽)帰れソレントヘ サンタルチア フニクリフニクラ
カリンカ ともしび モスクワ郊外の夕べ カチューシャ 森へいきましょう おおブレネリ 山の人気者 アメージンググレース アルプスの牧場
ひとりぼっちの羊飼い 踊りあかそう(マイフェアレディ) おおシャンゼリゼ
サウンドオブミュージック 涙くんさよなら 夏の思い出 バラが咲いた
蘇州夜曲 水色のワルツ さくら貝の唄 カチューシャの唄 紅屋の娘
りんごの唄 お祭りマンボ 見上げてごらん夜の星を 東京音頭 風 長崎の歌
高原列車は行く ゆかいに歩けば うまれた兄弟11人 ワンツースリーゴー
シング さびしいカシの木 ロマンチストの豚 ちゃっきり節 花笠音頭
わらべうた 他
・クラシック
オペラ「トスカ」歌に生き恋に生き
オペラ「「ジャンニ・スキッキ」」私のお父さん
オペレッタ「メリーウィドー」ヴィリヤの歌
オペレッタ「ジュディッタ」私の唇は熱いキスをする
オペレッタ「チャールダーシュの女王」ハイヤ、ハイヤ、山こそわが心の故郷
イタリア歌曲 花占い(花を使用して歌う) 他
・老人施設等へのコンサート
コンサートは入所されている方々の年齢層を考慮して、時代背景、曲や歌手たちのエピソードや解説を入れ、入所者の方々も一緒に歌うコーナーも入れながら行っている。
一緒に歌う高齢者の方々を敬いながら丁寧な言葉づかいで話を進めることをモットーとしている
《プログラム例 春 》
早春賦 春の小川 花かげ 高原列車は行く 夜来香 みかんの花咲く丘
あわて床屋 (皆さんご一緒に) 朧月夜 花 みかんの花咲く丘(川田正子先生が歌ったオブリガードを入れて)
・音楽療法 曲毎に解説や時代背景の話も取り入れながら、簡単な呼吸の仕方、脳トレを入れて、様子を観察しながら行う
《プログラム例 春》
高原列車は行く 森へ行きましょう うれしいひなまつり お山の杉の子 花
花かげ 春の唄 霞みか雲か 仲良し小道 赤い帽子白い帽子 春の小川 朧月夜・・・ 他
《認知症の老人たちが歌ったコンサートプログラム》
早春賦 椰子の実 里の秋 みかんの花咲く丘 冬景色 七つの子 など
4年程前から息子さんからのご依頼で重度の認知症の91歳の方の個人レッスンの為、月3回施設へ訪問している。
予めご本人と息子さんから興味のあるジャンルや歌の話は聞き、レッスンでは4年間(試験的に)毎回ほぼ同じ曲を歌い続けているが、歌い始めると饒舌になり、笑顔が出て会話も進み、歌はテンポを変えずに歌う事ができる。
毎回歌っていない曲を歌うと「この曲はあまり歌えないわね」という感想
普段は言葉数も少なくネガティブな感情をもち、表情もそれほどではない様子
《レッスン曲》 すみれの花咲く頃 支那の夜 夜来香 サントワマミー この道 からたちの花 東京行進曲 季節の童謡唱歌
以下は、声楽発声学会に提出している研究論文より、高齢者の考察です
1.シニア~高齢者 ~認知症などにおける「歌うこと」の重要性について~
私は30代の終わりに大病をして、何年も歌を歌えない日々が続き、8年程の闘病の回復期に入ろうとした時に急に歌いたくなった。しかし既に歌う場所もなく悶々とする日々を過ごしていた事があった。
「今、私のように歌いたい人がいるのではないか、どういう方が歌いたいだろう」と
考えた末に足を運んだのは、地域の介護施設へのボランティアだった。
と言うのも、まだ体調が良い頃に知り合いのご高齢の方が「昔の歌を歌いたくても1人では歌えないし、歌う場所もないです」と言われた事を思い出したからである。
もう一度初めから歌を歌おうと考え、幸いなことに川田先生のところに通っていた頃に使用していた童謡の楽譜を持っていた事と、幼い頃はピアノを弾きながら童謡を歌う練習をしていたので、童謡・唱歌を皆さんと一緒に歌うプログラムを組み立てた。
精一杯の息を上げ、丁寧に高齢者の息の様子を観察しながら息の高さを誘導するように歌った。
最初は口の中でもごもごと歌い、覇気のない様子だった方々が歌うに連れみるみるうちに声が上がり意気揚々と歌うようになり、回を重ねるごとに確実に上達していった。
川田先生の話や音羽ゆりかご会の当時にTVの話を交えながら進めていくと、皆の顔は赤らみ、笑顔が出たり思い出話に花が咲き、感情が昂ぶり涙を流されたり。
歌ったあとに血圧が下がったという嬉しい話もある。
認知症の方が多い施設だったが、会を重ねて訪問すると私を認識するようになり、前に立っただけで皆さんの息が既に上がっていて、もっと息を上に伸ばしていくと、初めて訪問した時とは見違えるような幅のある声になり、歌も上達していった。
又、月に2回定期的に介護施設にレッスンに通っていた時に、レッスン開始の1年後に施設の皆さんのコンサートを開く事が決定。
普段の生活ではないようなまとまりと意気込み、この日に向けて毎日のように練習をしていた事、服装を考えたり1人の合唱経験者の方が中心になり本番のへの意気込みが歌によって上がり、コンサート当日、私を驚かせようとみんな暗譜しましたと、全員が歌詞を持たずに8曲を見事に暗譜で歌い上げた。
考察
認知症等の方のレッスンは、難しい事を言わずに、声の様子や顔色を観察しながら
根気よく進めた。
歌は幼少時しか歌っていないという方の方が多いので、根気よく丁寧にわかりやすい
ように言葉を噛み砕いて指導していけば相互作用で息を上げられる。
話を聞き逃さずに、興味の対象を音楽の中で探す事と、息の流れやスピードを観察しながら、息を上げていく事で活気を取り戻し、結果精神の安定にも繋がったようだった。
◆趣味
・就寝前のYOGA
・合唱 少人数のアンサンブル(高校時代のコンクール合唱から42年間)
・占い
・大正、昭和、戦前戦後に流行した流行歌やオールディーズの事を調べる
クラシック以外のジャンルの曲を発声を変えて歌う練習をする
・歌のお姉さんに憧れたじだいがあり、現在小学校の学童保育員で、孫も3人いることから、子供達と歌ったり手遊びをする事
・世代のニーズに見合ったものを調査する
◆特技
特になし
Sop.柴田美嘉
うたう会詩の音
日本声楽発声学会
ソプラノ|
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